メロコア好きのお客さんと話をしていて昔を思い出したのでシコシコ書きたい三浦です。
とにもかくにもメロコアと呼ばれるジャンルの音楽は 優しく甘美なメロディー、疾走する爽快感あふれるパート、蘇る学生時代の切ない思い出、この3要素で成り立つ音楽。異論認めず。
1998年。Hi-STANDARD(ハイスタ)がメキメキと頭角を現してメロコアと言えばハイスタ!みたいな風潮。文化祭ではステイゴールドを誰が演奏するかで揉めるコトも。だが当時高校生のオレはメロコアを死ぬほど嫌っていた。
まず理由としてメロコアはメロディックハードコアの略称...そもそも粗暴で過激なハードコアが何故にメロディーなんかつけなきゃならんのか?商業目的で万人受けを狙った音楽は全てクソ!とゆ~のがオレたちの見解。
通ってたジャパニーズハードコアやハードコアパンクのライブではメロコアは悪とされ、ピザオブデスと呼ばれるメロコアレーベルのシャツを着てるだけで観客からタコ殴りにされる。いま考えるとムゴい仕打ちだが当時では日常風景。
もっと掘り下げるとランシド(アメリカのメロコア寄りパンクバンド)が来日した際にタコスUKの坂本さんの鋲ジャンを見て「言い値で買うから譲ってくれ」と言った発言が日本パンクス勢に火をつけてフザケンナ!てなったと同時にメロコア狩りと呼ばれる行為が多発(お金を寄付してもらう慈善事業)
オレもメディアでチヤホヤされてるメロコア勢に対して敵意しかなかったし、ハードコアの定義を知ろうともしないヤツらがメロコアを聞いてるってのが面白くなかった。こちとら筋金入りで硬派やって全身黒で染めてんのに反してメロコア爽やかボ~イたちが憎くて仕方ない。
そんな中、新宿のレコード屋ALL MANで何となくデモテープを買う。いわゆるジャケ買いってヤツでどんなバンドかも知らずにバンド名のロゴやジャケットだけで中身を想像して買ってみる。たかだか200円ぐらいだしハズれても痛手じゃないからと家に帰って聴いてみたら...
バッチバチのメロコアじゃねーーーか!!!!
オレを騙しやがったジャケに怨念を込めながらも折角だし聴いてみる...あれ?かっこ...よく...ないですか?いやいやオレの勘違いだからもう1回聴こう...あれ?かっこ...よく...ないですか?いやいやオレの(以降ループ)
隠れキリシタンばりにメロコア好きを隠しながら生きる道を選択したオレ。だって誰よりもメロコアを非難し続けてたのがオレだったから今さら公言なんかしたら間違いなく誰かに刺される。バンド仲間にもメロコア嫌いをアピールしつつ、心では「...ごめんね」と泣いていた。
そんな感じで20年ぐらい経過した現在では自分が良いと思った音楽は食わず嫌いナシで片っ端から聴いてます。偏見は良くない!良くないゾ~!
ちなみにオススメのメロコア曲は昔に店ブログでも紹介したことある韓国のSTART LINE/Now We Go Onです。
え?韓国のメロコアを知ってるアピールが過ぎるって?バカヤロウ!!!!!ベースのジェナちゃん(添付写真の左)がメタクソかわいいんだよ!!!
もうね!なんかね!オレの顔面を地面に見立てて無表情でツバを吐いて欲しい!2万まで払う!吐いてよホラ!2万だよ?お金はあるから~!!!!
~本日の割引~
22時30分までにご来店のお客さん限定!
フリー初回60分4980えんの税別!!!
~本日のスタメソ~
・あんな
・ことね
・れい
・みか
・コードネーム324
雨だし月曜だしってコトで比較的空いてると思います。ヒマじゃないです。比較的空いてるだけなんです。